キープことばの教室

ABA療法

ABA therapy

ABA療法とは?

エビデンスがある画期的な療育方法です

ABA(応用行動分析)とは、行動の前後を分析することでその行動の目的を明らかにし、前後の環境を操作して問題行動を解消する分析方法のことです。 自閉症児など、発達に課題がある子どもの問題行動を適正な行動に変えることに初めて成功したエビデンス(証拠)がある治療法として知られています

では、どのように療育するのか

応用行動分析は、ABC理論と呼ばれる分析を行うのが特徴です。
ある子どもが着席が続かないという場合、その前にはどのような状況(Antecedent)があり、そのあとどのような行動(Behavior)が引き起こされ、どういう結果(Consequence)になったのかという情報を集めます。
例えば、 行動を望ましい行動に変えるためには「状況」と「結果」を変えればよいとされています。 まず望ましい行動が現れるたびに報酬を与えます。これを「強化」といい、与えられる報酬は「褒める」ことです。(褒めるといっても、さまざまな方法があります。好きなおもちゃを与える、ハイタッチをするなどセラピストはさまざまな褒め方を工夫をします)反対に望ましくない行動が現れたときには「無視」します。
また、望ましい行動を形成できるよう、いくつかの段階に分けて練習させます。練習といっても、先生との関わりのなかで楽しく身に付けさせるのがほとんどです。






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