キープことばの教室

セラピーの仕事

therapy work

先輩へのインタビュー

たくさんの先輩セラピストさんのインタビューを掲載!

あなたが数ある職種・職場の中からキープを選んだのは何故ですか?

色んな児童発達支援や放課後等デイサービスの事業所がありますが、その中でもキープは、発達障がい児の療育に効果が示されているABA(応用行動分析)を活用し、子どもと支援員の1対1の個別療育で関われるというところに、とても魅力を感じました。保育士の経験があれば有利なのはもちろんですが、子どもとの関わりが未経験で、資格を持っていない初心者でも、発達障がい児の支援者として一から経験を積むことができることも、魅力の1つでしたね。初心者だからこそ、集団での療育ではなく、まずは子どもと1対1の密な関わりから、発達障がい児の支援について学びつつ、自分にできることを模索しながら実践し、スキルアップが目指せる場所として、キープで働くことはぴったりだと思いました。

その際、キープは他とどんなところが違うと思いましたか?

ABAはもちろん、インリアルアプローチやTEACCH、プレイセラピーなど、発達障がい児の様々な療育法を用いて、子どもに合わせた個別支援を行っているところが、他と違うところだなあと感じました。ただの1対1の個別療育ではなく、きちんと1人1人の子どもに合わせて療育のアプローチ考えて提供しているところは、他にないように思います。決まった方法にこだわらず、子どもに合わせて柔軟に対応を変え、支援できることは素敵だな!と思いました。また、「世界一ほめられる教室」という謳い文句にもある通り、実際トライアルをした中で、1人1人の子どもたちとしっかり向き合い、全力でほめ、一緒に楽しむ姿はまさにライブ感があり、他とは違う魅力を感じました。

キープで働く中で、どんなところに魅力を感じますか?(嬉しいことや楽しいこと、やりがいを感じること)

1人1人の子どもに合わせた個別療育ですから、学ぶことはたくさんあります。発達障がい児が持つ特性の理解はもちろん、その子にどんな療育を提供すればよいのか、様々な療育法について学ばなければいけません。大変かもしれませんが、初めは先輩方が横についてくれるので、実践を通して学べるのでとても分かりやすく教えてくれるのが、有難いなあと思います。支援員として独り立ちしていく中でも、相談できる先輩方がいることは心強いですね。またセラピーを重ねていくことで、子どもたちの可愛らしさを新しく発見できたり、毎回違った成長を実感することができるので、毎日が好奇心で満たされ、刺激的で楽しく充実しています。それを保護者さんや他のキープ職員を共有し、一緒に喜び合えることも嬉しいです。学ぶことはたくさんあっても、すべてを学びきることをゴールにするのではなく、自分自身も子どもたちと同じ立場に立って、一緒に成長するつもりで働けることも何だか新鮮です。まさに「生涯学習」ですね。自身のキャリアの範囲に限らず、子どもたちや保護者さん、キープの仲間たちから、かけがえのない色んな学びやギフトを受け取っているようで、とてもやりがいを感じています。

就職するにあたって個別での療育・学習について不安に感じることはありましたか?それはどんなことでしたか?

子どもとの関わりが未経験の初心者でもできるのだろうか、という不安はありました。また療育について、専門的な知識を学んでいくことも、本当に自分にできるのだろうか、という不安はありましたね。また実際に子どもと関わっていく中で、その子にどう寄り添って信頼関係を築いていけばいいのか、子どもがぐずったときにどう対応すればよいのか、悩むこともありました。

その不安は、どのように消化されていきましたか?もしくは、どのように考え方・感じ方に変化していきましたか?

トライアルで初めに先輩方の授業を見学させてもらったことで、支援員が子どもたちと笑顔で関わる姿を見て、「まずは一緒に楽しむことが大事なんだな」と考えが変わっていくのを感じました。しかし実際に自分が子どもたちの前に立って実践するとなると、子どもたちに何かをしてあげなければ!とつい力んでしまい、始めは楽しむ余裕もあまり持てませんでした。けれどセラピーの回数を重ねていく中で、逆に力を抜いて、自分自身がリラックスしないと、子どもたちも緊張してしまうことに気づいたんです。先輩方が、子どもたちと笑顔で楽しそうに関わっていたのは、なにより支援員がリラックスした態度で、子どもに寄り添っていたからなんですね。そう気づいてからは、「今日は何して遊ぼうかな?」という視点に立って、子どもたちとワクワクした楽しい時間を過ごせるように、気持ちをシフトしていくことを大事にしています。そうして自分自身の考えや感じ方を変化させることで、子どもたちの様子も変わってきたんです。一緒に笑い合うことも増え、ぐずってしまうことも減り、自身の捉え方ひとつ変えるだけで、こんなに変わるんだな!と新しい発見でしたね。個別支援とはいえ、もちろん先輩方もいますので、1つ1つのケースについてみんなで共有し、どんな風に療育を進めていけばよいのか、相談することでアドバイスをいただくこともできます。先輩方からの励ましの言葉や勇気づけをいただけるので、「1人じゃないんだな」と思えることも、だいぶ不安の解消になりました。有難うございます!

療育の専門的な知識を身につけていくことについては、毎週1回の各事業所での勉強会と2か月に1回のキープ全体での研修会がありますので、学べる機会が充実していて大変助かります。座学だけでなく、ロールプレイも行うことで、実際に支援の現場で行う前に、練習できることも、とても良いですね。また学んだことをすぐに実践に活かせるところも、スキルが身に付きやすく、とても取り組みやすいので安心しました。

キープで働く仲間たちをどう思いますか?

子どもたちや保護者さんを一緒にサポートしてくれることはもちろん、嬉しいことは一緒に喜んでくれ、困ったときには一緒に考えてくれるので、とても心強い味方だと思っています。働く中で、自信を無くしそうなことがあっても、有難いことにいつでも親身に話を聞いてくれるので、「1人じゃないんだな」と感じていますね。子どもたちや保護者さんだけでなく、同じキープで働く仲間同士でも、上下関係なく対等な立場で、まるで家族のように寄り添ってくれるので、そんなあったかい仲間の存在に勇気づけられています。どんな仕事でも、続けていくにはモチベーションが大事かと思いますが、同じように向き合い、支えてくれるキープの仲間がいるからこそ、子どもたちや保護者の前に立ち、笑顔で頑張れる自分がいます。感謝です。

今後キープでどんなことをしていきたいですか?

そうですね、まずは毎回キープを楽しみに来てくれている子どもたちや保護者さんに、「今日はキープでこんなことが出来るようになった!」「キープでこんな嬉しいことがあった!」と思ってもらえるような、わくわく!ドキドキ!する楽しい感動を、笑顔と一緒に届けていけたらいいなあと思います。子どもたちと喜び合えることはもちろんですが、保護者さんがお子さんの成長を感じてくれたり、一緒に笑い合って嬉しいことや楽しいことを共有してくれることも、すごく嬉しいなあと感じるんです。いつも子育てやお家のこと、お仕事など、色々頑張っている保護者さんですから、キープに来る時間が少しでも息抜きになったり、何でも話してくれる居場所になれたらと思います。子どもたちも保護者さんも、心が明るく元気になれるような支援をしていきたいなあって思いますね。またそんなキープの療育が、もっともっと広がっていくといいなあと期待しています。個別療育に取り組む事業所も、色々増えてきているとは思いますが、1人1人をきちんと見立て、その子に合わせた個別療育をしっかり行っているところは、まだまだ少ないと思います。何より、キープの療育が、保護者さんたち自身にもっと届けられるといいですね。自分の子どもの療育について、保護者さんたちが学ぶ機会があれば、普段の生活の中、ちょっとした関わりを意識するだけで、困っていることが減り、子ども自身の成長を一緒に楽しみ喜べる機会も増えるだろうなあと思います。子どもたちって、やっぱり親に褒められることって嬉しいですから、キープの療育を伝えていくことができれば、もっと子どもたちと保護者さんの絆がぐっと深まり、子育てが楽しく、役立つことができるように感じます。そういうことができるように、まずは自分自身、色々学び、スキルアップしながら取り組んでいきたいです。



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